人にやすらぎを与えるデザイン
-感性の工学的応用-

 デザインに関する意思決定の客観的な基準に,周波数パワースペクトル解析を応用することを提案し,本研究ではパワースペクトル解析によって得られた周波数の相関関係から,ゆらぎなどの感性因子を評価します(形状の持つ周期的な特徴の評価を行います).

表面形状の測定

fig1
レーザ変位計などにより,表面の凹凸を測定し,周波数成分を解析します.

ゆらぎの適用

1.
fig2
ゆらぎを含まない基本形状を定義し,三角パッチを用いて多面体近似する
2.
fig3
造形物の側面にゆらぎを適用するための流線を定義する
3.
fig4
この流線に沿ってゆらぎを適用し多面体の頂点座標を移動させることで,造形物の側面に凹凸を作成する
fig5
基本形状
fig6
ゆらぎを取り入れた形状
ゆらぎの適用によって,人に好まれる模様や形状ができる!?
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