2004年度 研究テーマ
![]() |
電子線描画装置サーボ機構の研究 ICウェハを描画する次世代電子線装置の高精度サーボ機構の研究。社会人博士課程の研究テーマ。 |
![]() |
磁束スムージング磁気軸受の研究 ハイブリッド型を基本として、周方向磁束をスムーズに変化させ、回転損失を大幅に低下させる磁気軸受の開発。安価に製作できて且つ性能の良い磁気軸受の開発を目指す。 |
![]() |
ハルバッハ磁石を用いた セルフベアリングモータの開発 強力で正弦波分布をしているハルバッハ磁石をアウタロータモータに適用し、高性能な磁気浮上回転モータを実現する。 |
![]() |
電磁駆動エンジンバルブの高性能化 自動車用エンジンの性能を飛躍的に向上させる電磁駆動バルブを開発する。茨城大学独自の永久磁石バイアス式により、強力で高速なバルブ駆動機構を実用化する。 |
![]() |
エネルギ回生・アクティブ制御を用いた 振動ダンパ 振動を効率よく、且つエネルギ消費することなく制振する新しい方式。振動のフェーズに応じてエネルギ回生とアクティブ制御を繰り返し、高性能な振動制御を実現する。 |
![]() |
セルフセンシング磁気軸受の実用化研究 磁気軸受で必要不可欠な変位センサをアクチュエータで併用する方式の研究。アクチュエータに検出用巻線を2〜3ターン巻くことで、搬送波の誘導信号を検波して変位信号を得、これによって浮上制御を行う。 |
![]() |
コンシークエント型セルフベアリングモータの 開発と応用 永久磁石型でありながら、磁石を埋め込み、磁石のない鉄心を浮上制御に使用することにより、強力なアキシャル型磁気浮上モータの実現を図る。 |
![]() |
永久磁石内蔵ハイブリッド磁気軸受の開発 ハイブリッド磁気軸受は多くのメリットを持ちながら、2つの磁気軸受の間にバイアス永久磁石を置くため、大型になってしまい、漏れ磁束を出しやすいなどの欠点がある。そこで面内に永久磁石を持った全く新しいハイブリッド磁気軸受を開発する。 |
ワイドギャップ磁気軸受の開発と、磁気浮上ポンプへの応用 磁気浮上キャンドポンプの要求は一段と強くなっている。しかし産業用の信頼できるキャンドポンプは、4mm程度の浮上ギャップが要求され、従来型の(電磁石型)磁気軸受では高い起磁力が要求され、電力消費が大きくなってしまう。永久磁石バイアス型のハイブリッド磁気軸受は高効率で、このような目的に適している可能性がある。本研究は、新しいハイブリッド磁気軸受の開発と設計を確立することを目的とする。 |