風上差分
風上差分とは、流速uの符号に従って、
風上側の2点を使って差分する方法である。
下図に1次元非定常移流問題のテスト計算を示す。
これは、初期分布には短形の孤立波を与え
計算条件として、Δtu/Δx=0.1で計算している
さらに、風上差分では計算が進むにつれて、初期の形状
が崩れていってしまう。
これは、風上差分が1次精度で、
数値拡散が入ってしまうためである。