ごあいさつ

これまで利用されずに廃棄されていた低温の熱エネルギー,すなわち未利用エネルギーの有効利用によって,省エネルギー化を促進する試みがなされております.相変化を伴う潜熱利用は,その根幹に置かれるものであり,その技術の進展が大いに注目を集めております.

かかる背景のもと,潜熱工学に関する学理・技術を広く議論するために,潜熱工学研究会を2012年に結成しました.

これまで,様々な方のご支援を受け,会の名称を2021年12月より潜熱工学会といたしました.本学会では,年1回の潜熱工学シンポジウムを開催し,潜熱工学に関する最新の技術情報の交換・発信を行い,我が国のエネルギー事情の改善の一助をなすことを目的としております.

是非本学会にご参加いただき,次世代を担うエネルギー技術の進展に目を向けていただければと存じます.


日本潜熱工学会 会長 
茨城大学学術研究院応用理工学野機械システム工学領域 教授 
稲垣 照美 



学会のロゴマーク

本ロゴマークはLatent Heat Engineeringの頭文字L,HおよびEを型どり,潜熱物質を表す固体結晶を中心にあしらったものです.

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