教員からひとこと |
<当研究室の研究活動に関して>
工学部では1年から3年生まで,与えられた授業をうけ単位を修得することで基礎学力を身に着けます.4年生になると卒業研究をおこない,大学院に進めばさらに本格的に研究を行っていくことになります.この研究をおこなう場が,研究室になります.研究室の役割については,運営する教員ごとに様々な考え方があると思いますが,当研究室の役割は以下のように考えます.
1.所属学生に対し将来のエンジニア・研究者として必要不可欠な「発想力」,「問題解決能力」,「プレゼン力」を磨くことを目的に研究活動を行います.
2.共同研究,受託研究等を積極的に推進し,社会に役立つ研究を目指しています.
3.学会発表を通じ積極的に研究成果を発信し,他大学,企業研究者との交流を推進します.
大学(大学院)を卒業すれば,学生は就職し社会に出ることになります.研究室における活動を通じ様々な失敗や,自分自身で考え抜く苦労をすることが,学生にとって財産になると信じています.
話が変わりますが,私の好きな言葉に以下の2つがあります.
1.好きこそものの上手なれ
意味:好きなことには自然とそれに熱中するから,上達が早いということ.
2.若い時の苦労は買うてでもせよ:
意味:若い時の苦労は将来必ず役立つから,自分から進んで苦労せよということ.
自分自身で好きなことを見つけ出し,苦労を前向きに受け入れることができる,熱意ある学生の受け皿の一つとして,当研究室の存在価値を少しでも高めていきたいと思っています.
皆様のご支援をよろしくお願いいたします.
2013年5月 道辻洋平
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