近年、経済の発展と共に自然環境を無視した開発や化石エネルギーの大量消費が進み、自然の生態系のバランスがくずれ、さまざまな地球規模での環境問題が起きています 。
そこで、石油に頼らない代替エネルギーとして、風力発電、太陽電池、燃料電池、地熱発電、波力発電、潮力発電、廃棄物発電、バイオマス発電など新エネルギーの開発が進んできている。特に風力発電は再生可能でクリーンなエネルギーであり、世界的に期待されています。
風力発電は、風の運動エネルギーを利用し発電するシステムです。風力発電の長所は、再生可能でクリーン、そして純国産のエネルギーということです。その反面、エネルギー密度が低く、化石燃料と比べるとコストが高いという短所があります。しかしながら、近年の大規模ウィンドファームの出現により、風力発電のコスト競争力は急速に改善されてきています。
加藤研究室では、主に風力発電について流体力学的な研究をしています。研究はプロペラ風車とサボニウス風車について実験やシミュレーションで行われています。また、水平軸風力タービン（HAWT）用翼型については産業技術総合研究所と共同で研究を行っています。
加藤研究室・風力研究会では以下のイベントに参加いたします。
風力エネルギーについての説明、ペーパークラフト風車作りなどを行う予定です。風力発電、エネルギー問題等に関心のある方など是非お立ち寄りください。
ひたち環境都市フェスタ2007，とうかい環境フェスタは終了いたしました。たくさんのご参加ありがとうございました。
研究室案内図
まなびピア2006